概 要

    
名 称
 日本理容技学建設会

所在地 〒164-0001
東京都中野区中野3丁目48の23

電話 03-3381-9821

FAX 03-3383-8902

メールアドレス
 nrg@aqua.ocn.ne.jp

会長 西村幸子

会員数 300名

設立 昭和25年

 本理容技学建設会は、会主斎藤隆一先生の徳を慕い、理容技学を学ぶ者が集い結成された光輝ある伝統の研究団体です。
 

 沿革

 皇室の御髪奉導役(おぐしほうどうやく)を承っておられた斎藤隆一先生は、過去において「見て覚える」とされていた理容技術の習得を理論づけ、我が国の理容技学の体系を最初に立てられました。
本会は斎藤隆一先生を中心として、理容技学の研究と向上を求め、昭和25年に業界教育のための指導者育成を目的として、自らが会長となり「斎藤会」という名称で設立されました。
昭和36年、会主斎藤隆一先生、会長に吉田善七先生が就任されました。全国各地に本部を設置し同時に日本の理容の技術と学問を創りあげていく会「日本理容技学建設会」と会の名称を改めました。略して「日技会」といいます。
 昭和50年、会創立25周年を機に西村幸男先生が会長に就任。基礎技学はもとより、ファッション部門に、マネージメント部門にと幅広い分野に研鑚を重ね、後輩の指導育成に情熱を燃やしつつ理容業を通じて地域社会に貢献しました。
 平成14年、星野弘至氏にバトンタッチをし、会の名称も「NRG」というファッション感覚あふるる略称で愛されています。平成23年4月から伊藤正史氏が会長に就任し、平成から令和へと多様化していく業界のニーズに対応するべく、研究団体として情報発信を常に続けています。創立70周年を迎える令和2年4月から西村幸子氏が会長に就任し、本会の理念を忘れることなく、時代の流れとともに発展を続けています。

日技会は、東京に総本部を置き、全国各地に14本部、会員約300名を擁し、各本部はそれぞれ原則として毎月1回会員が参集し技学を研鑚し、その指導には総本部講師が出講しています。
 総本部では、各本部が毎月行なう研修会に講師を派遣する他、年に1回全国会員を対象にした全国研修会を開催し、さらに全国に在住する総本部講師助講師を対象にした総本部講師ゼミナールも行なっています。その他、総本部教育指導部では、指導科目のディスカッションを行なう各部会を開催し、常に研鑽に努めています。
 現在、全国各地の理容専門学校で採用されているテキスト類は、理容理論をはじめとして、そのほとんどが近代理容技学のパイオニアであられた斎藤隆一先生の「体験の科学」により生まれた理論の集録であり、その恩恵を受けた理容師は全国に大勢います。また、全国各地の組合行政や全理連中央講師、理容技術競技大会のチャンピォンなど、日技会の多くの仲間が業界の発展向上のために活躍しています。
 昭和25年6月12日、創立会員31名で発足した会は今、業界に社会に大きく貢献し得る教育団体となり、さらに充実した活動を推し進めていかなければならないと考えています。



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