NRG 日本理容技学建設会
 

               041 平成29年11月8日掲載

      講習会でのBGMについて  

                     山口本部 阿部王則  
                     bb-seven@c-able.ne.jp   
                     

同じ山口県本部の松原佐登志前本部長からご指名いただきました、阿部王則です。

私の理容室の常連さんにDJをされる方がいらっしゃいます、ある日その方に講習会でのBGMはどんなものがいいか聞いたことがありました。

質問して直ぐに「講師の方は解説いれながらされるんですか?」と聞きかえされ、そうですと答えると「じゃあ講師の方のしゃべりの邪魔をしない工夫をします、極端に強弱のある音楽はさけたり、講師が喋るときはBGMをサウンドミキサーで講師の声と同じ音域を少しカットして講師の声を聞きやすくします。あとはシーンにあわせて選曲やテクニックでお客さんを高揚させたり、落ち着かせたりします」との事でした。かける音楽のテンポや周波数は人間の気分に色んな影響を与えるようです。なるほどそういうものかと感心しました。しかしこのときはまだ漠然とでした。

数日後、ある県内の組合支部から依頼を受けて、講習会場に講師の施術をプロジェクターへ映し出すこととBGMを流すお手伝いに行きました。

講師の先生にお伺いしたところBGMはジャズがいいとの事でしたのでiTunesの聴き放題のサービスで曲を検索してダウンロードして持って行きました。そしてあまり把握していない音楽をBGMに使ったところ強弱の激しい曲だったので講師の解説の邪魔になってしまい、音少し下げてと会場係から注意されてしまいました。慌てて以前DJの方に講習会用に選んでもらった曲をかけたところ同じ音量なのに誰からも苦情はなく驚くほど邪魔になりませんでした。選曲でこれほど違う物かと難しさを痛感しました。

個人的に講習会用にサウンドミキサーを購入していますがまだまだ使いこなせていません。
もう少し勉強して講師にも受講生にも気持ちよく、やる気が起こるような音の操作が出来るといいなと思っています。
  
 次の会員リレーは香川県の山原昌司先生にお願いします。

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