NRG 日本理容技学建設会
 

               040 平成29年9月5日掲載

      道具の扱い方について  

                     山口本部 松原佐登志  
                     nichigi@c-able.ne.jp   
                     

 東京本部の大川忠良先生より会員リレーの投稿を指名され、はて何か自分に有るかなと、考えてしまいます。
 本部長を引退し幾年にもなるし、余り大きな出来事も無い中、ふと思い出すことがありました。
 それは私用で出かけた(県外)ある街での出来事ですが、移動中食事もせず、少し軽い物でもと立ち寄ったお店で、二人ずれの若者が買い物をしていましたが、その二人はよく見ると腰に鋏ケースを下げ、中には鋏や櫛が入ったままでした。
 何処の店かと見ていたら近くに理容店があり、その中に消えていきました。今やスタイルや行動は自由かもしれないけど道具を粗末に扱うのは如何なものかなと、ふと自分に問いかけて居ました。みなさんは、大事な道具を腰にぶら下げて街を闊歩するような事はないでしょう。
 此れは私が現場にて見たことです。お店のオーナがどんな教育をし、指導しているのか同業である私は腹が立ちました。仕事をしてくれればそれでいいのか。儲ければそれでいのか?今は自由に何をしても許されるのか。少なからずお客様あっての仕事です。利用されるお客様もあり非衛生的な感じを与えては?皆様はどんな感覚で道具を扱いますか。人により考え方は違うでしょうが、やはりもう少し大切に扱えないものかなと思いますが・・・。
 あくまで個人の気持ちではあり、何だか自分の価値が(理容師)下がるのではないか、そう思う一日でした
 会員リレー、もう少し内容をと思いましたが、自分には特別これはと書くこともなく、ある日の出来事ととして載せました。
 次のリレーは、山口本部の阿部王則さんです。お楽しみに・・・。

  
 753-0831 山口市平井837-6
 電話 0839245868

会員リレー
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