NRG 日本理容技学建設会
 

                  039 平成29年8月5日掲載

      在りし日の思い出  

                     東京本部 大川忠良  
                     cowafuuru_ookawa@jcom.home.ne.jp
                     

 日技会の皆さんこんにちは。

 岡英一先生より会員リレーが回ってきましたので、昔のことを思い出しながら綴らせて頂きます。

 以前私が日技会総本部の教務部長をしていた時、会で弁論大会を企画したことがありました。

 もしかしたら、その発想も、こんな経験がそうさせたのかも知れません。

 若い頃、うぶで恥ずかしがりやで・・・。
 ある時、青年団の弁論大会が行われる予定であった。青年団は、1組、2組、3組とあって、ある出場予定の人がその三組の人で、盲腸手術のため、急に入院した。
 私は、ピンチヒッターとして、青年団長に原稿を頼まれ、夜中の2時頃書き上げた。
 「読むだけでいいから」とは言われたものの、会場では足がガタガタ震えて、とても出来ないと断ったら、
 焼酎を飲まされ、元々飲めないのに顔が真っ赤になり、
 下をうつむいたまま原稿丸読みの状態であった。
 まさか焼酎を飲んでいるとは誰も思わないでしょうね。
 ところが論旨が良い。と評価され県大会で2位と一点差だったとか・・・。
 その大会に出ていた人達は、テープレコーダーを使い、声に抑揚をを付けたりして研究していたらしい。
 その人のお兄さんなどは、早稲田の弁論部で活躍し、後にその人も早稲田の弁論部で活躍したらしい。

 話は戻って、
 始めて、録音したテープレコーダーを聞いた。
 誰か私と同じ事をおしゃべりしている人がいる。
 それが自分の声だと初めて知った。
 とても自分の声だとは思えない、妙な気持ちだった事を今でも覚えている。

 若かりし頃の話しで、失礼しました。
 現役は引退しましたが、益々元気で趣味の世界が広がっています。
 お互いに益々元気で頑張りましょう。


 次回は、山口本部の松原前本部長にリレーを託しました。お楽しみに・・・。



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