NRG 日本理容技学建設会
 

                  037 平成29年3月7日掲載
  

     初挑戦? マラソン・山行・土

                      東京本部 毛利勝利  
                          

1、マラソン
 2007年の東京マラソンを完走した時の思いを、会報紙面に綴らせて頂いてから10年過ぎ、久し振りに筆を持った訳ですが、会員の皆様は本当に若返って、私などどこの人だろうと怪訝に思っている方も居るのでは?別に怪しいものではありません。歴とした東京会員であり、頭に「永世」の二文字がつく丈です。

 さて話を戻しますと、その後もコースを走りたいとエントリーを続けました。今もってズーッと抽選洩れです。その間近県の山梨、神奈川、奥多摩、埼玉等、フルマラソン、ハーフマラソン、30K等々14コースを完走しました。
 その中で現住所に一番近い、調布、FC東京のホームである味の素スタジオにエントリーした時初めて、タイムオーバーで、ゴールを目前でダウンでした。その上変形性膝関節症とも仲良くなって、現在は膝回りの筋肉を鍛えている処ですが時間が掛かりそうです。
 それでもウォーキング丈でも実行しているのは、同年代で一線を引退した者3・40名で立ち上げた健康を維持する為、その名も「筋トレ65」と称した集まりがあるからなのです。
 名称や数字で連想頂けると思いますが、平均年齢65才で立ち上げ、現在平均年齢79才ですから、現在のモットーは、絶対無理はしません(できません)。
 一両日悪天候が予想されれば躊躇なく中止です。それでも心残りで現地に問い合わせたりして、更なる安全を確めます。そのお蔭で今もって事故はありません。
      
  この辺まだまだ余裕ですよ           東京ビックサイト フィニッシュゲートをくぐる(白矢印が私です)

2、山行

 さて山に入るには、いろいろな用具が必要です。その中では矢張り靴です。
 私も先輩方の忠告を受け自分に不相応な品物を購入しましたが、今でも使っています。(修理にも耐えています)

 裾まわりをカバーしてくれるスパッツ。日蔭の雪や凍結を思うとアイゼンも。
 失敗談や忠告を忘れて自参せず、代用品のタオルを利用悪戦苦闘した事を今でも忘れられません。
 昔の登山家に質問「何故に山に登るのですか?」と聞いたそうです。「そこに山が有るから」と言ったそうですが、私など頂上に立って見渡す山々の稜線の美しさに出逢った時、これまでの苦労を忘却し、加えて富士山まで見られた時の幸せは筆舌に尽しがたいところです。

 体操というと、今はお医者さんから運動の選手、中には芸能界から飛び出た人など正に多士済済である。
 目を近くに向けると、日技会も又健康指導師と言えるかも知れません。「理容師体操」こそ健康の為、実務的の組立てられた素晴らしいものではないでしょうか?
  
 登った仲間  大岳山(1,266m)          映画「山」のロケ山として使われ
                               クライマーのトレーニング場でもある
  
 大菩薩峠を見る 中央本線沿線の山(立物は介山荘)
 
 日の出山(902m)   御岳山と並ぶ
 
 きれいな富士山を見る事もある

3、土と親しむ
 土に親しむ様になって10年になります。私なども言うに及ばず、猫の額と言う言葉がありますが、そう言う希望を叶えるべく開設した、市民農園を借り受けて農業の真似事をやっている訳です。
 「5坪」の広さなのですから、想像してみて下さい。小型の耕耘機を入れたらそれだけでほぼ一杯になります。
 勿論身体は楽ですがその為にはもう1区画借りる訳にも参りません。より多くの人に使ってもらいたい故の使用上の条例がいろいろとあります。それ等にも気を配りながら作業を進めます。
 5坪といえども手かきと言う訳にも参りません。矢張り道具が必要です。クワ、レーキ、シャベル、ハサミ、カマ、ジョーロ、フルイ等々意外と必要なものがあります。
 小物は大型のプラスチック箱を設置、作付面が減っても確保しなければならない。支柱も用意。現在は使い勝手の良い物が売られているから必要なものは順次買い揃えればいいわけです。
 さて、種も、肥料も消毒用品もと考えていると、これは買った方が安上がりかと・・・それを思ったらオシマイですね。これからまだ耕地をスキ込まなければならない。追い肥も水も切らしてはいけない。間引きも本支柱、脇芽かき、摘芯等々も忘れず、やっとゴーヤの実を収穫出来る様になったある盛夏。手入をしていると見知らぬ青年が声を掛けて来ました。
 「趣味の園芸」と云う放送をご覧になった事はありませんか?から話は進んで、今夏の企画に(今夏の市民農園探訪と夏野菜の加工品づくり)に協力することになり、指導の藤田智先生が登場、伸び放題のつるの整理、その内の一工程を一寸と8月になると実がどどんと成って来ます。そこで孫づるに小さくなった実花も立派にゴーヤの形をして居ますが、その2つ位を残してあとは先を剪定、これで実が沢山成ります。
 成長が早く一晩でぐんと大きくなり割れて種が赤くなります。そうなったら種を取ってジュースにしますと一寸変わった甘みがあります。テレビコマーシャルではありませんが、ウーン・・・マズイ! その場合は少少のハチミツをどうぞ。
  
 収穫 おいしそう!                   左からゴーヤ、インゲン
  
 春菊、ブロッコリー、ニンジン、小松菜       立派なもんだ 子供と大根


 最後まで読み頂きありがとうございました。又お逢い出来る日を楽しみにして失礼いたします。

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