NRG 日本理容技学建設会
 

                  012 平成24年8月5日掲載
    近況、自己紹介

                     群馬本部 角田 誠
                     otokam@d4.dion.ne.jp
 群馬県本部の角田誠です。毎日暑いですね~。健康には十分注意して下さい。
 最初に日技会との出会いの経緯を書きます。私は23才の時に東京の日暮里にある理容学校に入りました。それまでは勤め人をしていました。
学校を卒業し、数年は東京にいる予定だったのですが事情があって群馬に戻りました。
 群馬で実技試験を受けるにあたって、縁あって松田昇先生と出会い、日技会でお世話になることになりました。それがなければ自分は理容師をしていたか分かりません。日技会で先生方や仲間や先輩達と出会い現在にいたっています。
 ここ数年、群馬県の方で青年部の役となり、青年部の事業と日技会の行事が重なり、皆様のお顔を見られないのが残念です。

 私の住んでいる所は群馬県渋川市赤城町です。関越自動車道赤城ICから10分の所です。家族は母親と愛犬2匹と愛猫1匹です。パートナーを募集しています。どなたか紹介して下さい。お願い致します。
 私の趣味ですが運動です。走ったりプールで泳いだりしています。それと月に2~3度くらいラグビーの練習に参加しています。小学生のチームとミニゲームをするんですが高学年になるとついて行けません。 (>,<)
  ヌンとアイン  
  赤城山   

 昨年6月と8月にボランテイアに参加してきました。まだまだ被災地ではボランテイアが必要です。時間のある方は出かけて下さい。
 テキサスのボランティアチーム   散髪の様子

 2011年6月17日、18日に宮城県石巻、牡鹿半島に行った時は街全体に漂う魚の死臭がたまらなかった。その時は支援物資と人の輸送が役割メインだったが現地の漁師さんの奥さん方から指導して頂き牡蠣の養殖の『貝さし』と言う作業を手伝わさせて頂いた。外国からのボランテイアの方も多くいた。
 この時に散髪のボランテアも必要と考え、岩手県遠野のボランテイアセンターに問い合わせしたところ要請があり8月22日、23日と津波の被害に遭った岩手県大槌町に行った。
 大槌町は岩手県南部の町で群馬から車で6~7時間かかり、ここは町の8割位を津波に流されてしまい、散髪した場所ももとは人が住んでいた場所だったと言う事を後で聞かされた。
 初日は午後に拠点となる遠野市のボランテイアセンターに着いた為、当日の作業は出来ず、センターで登録を行いすでに参加されている人たちの話を聴いたり、注意事項を確認した。
 2日目は散髪をする大槌町が遠い為に、6時に起床、センターで大槌町行きの車を待った。行きの車には自分と安中支部から参加してくれた佐藤貴雄さん、調理を担当する方々、食材等でいっぱいになった。急な山道を登り下り、それを数回繰り返して現地に着いた。着いた時にはフラフラだった。休む間もなく、椅子、テーブルを出し、ブルーシートで屋根を作った。
 しばらくすると近くの仮設住宅から住民の方々が歩いて来た。掲示板に「8月23日は散髪の日です」と書かれてあった。散髪の場所の横には喫茶スペースがあり交流の場となっていた。看護士さんや介護士の方も仮設住宅に入居されている方々の健康を気遣っていた。
 佐藤さんと2人で21名の方をカットさせていただいた。「あなた方は何処から来たんだい?」、「群馬ですよ』、「遠い所をすまないね」と会話をしているうちに自分が元気をもらっているのにきづかされた。
 散髪が終わり、近くを散策するとプレハブではあるが理容店も出来つつあった。自分の行った所の仮設住宅は3棟あったがその内の1つはかなりひどいダメージを受けた地域の人達が入居していると聞いた。その方達の受けた心の傷が少しでも癒される事を祈った。今夏は九州の大学生が地元の子供達の勉強をみるために出かけるという事を耳にした。まだまだボランテイアは必要であり、特に心のケアが必要とされている。時間を作ってボランテイアに参加したいと考える。

 次は、福島本部の大坂昭夫さんです。お楽しみに・・・

会員リレー
TOP