皆様、はじめまして。今回、会員メッセージということで、書かせて頂きます。
私は、前岡山本部長の矢吹欽弘先生の元で勉強し、師匠、師匠のお嬢様の恵子さんや、ご子息である、総本部講師の武士さんに指導を受け、現在、実家のある倉敷市児島で、父母と親子サロンを経営してます。
今回、全国研修会で濡れパンを受講出来るということで、かなり楽しみにしていました。というのも、サロンワークに於いて、自信のないスタイルだったというのが ありました。仕上がり感が、SNSやネットで検索して、全国の先生方の作品と全く違う・・・あんなにソフトに、でもしっかりとパーマがかかっている・・・ いったいどうアイアニングすればいいのか?いろんなやり方をしてみても、しっくりこない・・・という感じでした。今回の研修会は、そんな私にとって目から鱗でした。
研修会では午前の部で、プロジェクトメンバーの井上先生によるアイロンパーマの原理、パーマ剤の説明等でした。アイロンの毛髪に対する適切な温度、なぜ痛みがでるか、という説明、還元剤の種類や特徴、また、今回使用したパーマ剤の説明等
、わかりやすく教えて頂きました。
チーフの弓田先生の濡れパンのデモストでは、 フェードカットから始まり、濡れパンでは、なぜ6ミリのアイロンに対して4.5cm 必要なのか、という説明で私自身、納得しました。そしてアイアニングでは従来のアイロン操作である、元部~先部~中部という考えではなく、先部~中部~ 中部から先部という、全く違う技法でした。これにより従来のパンのガチガチな感じにならず、元部に熱を入れないことで、より動きのあるソフトで、でもしっかりパーマがかかっているスタイルになる、というわかりやすい解説がありました。
しかし、いざ実習となると・・・根元に意識しすぎると毛先が丸まらず、中間に熱をいれようとすると根元にアイロンが入ってしまう・・・ほんと不器用な私に丁寧に指導してくださった弓田先生、林田先生、井上先生には感謝です。
実技も後半に入って、なんとなくコツがつかめるようになりましたが、まだまだ勉強しないとと思いました。使用した薬剤も、メーカーのカタログで見たことがありましたが、濡れパンで使えるとは知りませんでした。これは、サロンで仕入れて、是非使ってみたいです。
今回改めて痛感したのが、理容の技術の奥深さ、自分はまだまだ”半人前”。もっともっと精進せねば・・・ という強い想いが改めて芽生えました。
文末になりましたが、西村会長をはじめ、プロジェクトメンバーの先生方、お世話になりました。
ありがとうございました。
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