NRG 日本理容技学建設会
 


     あけましておめでとうございます   

              東京本部 伊藤祐二 
              yuji757929ito@yahoo.co.jp 

 あけましておめでとうございます!
 本年も宜しくお願いいたします。
 いま世の中が大きく変貌しているようです。コロナ禍、緊急事態宣言が発出され今までにない長期間にわたる行動制限のため、生活が一変し社会の様々な活動が大きく変化しました。多くの会社がテレワークを取り入れ、様々な集まり事はZOOMなどのSNSを使ったものになったり、ネットショッピング・テレビショッピングやこれに伴う宅配サービスが大きく販売を伸ばしました。
 またユーチューブ・ティックトックやフェイスブック・ツィターなどの
SNSが市民権を確立し、社会の中で存在感を増しました。流行みたいにとらえていた「ユーチューバー」という存在がいまや小中高校生のなりたい職業の一位になったそうです。
 このような変化を見て数年前に「20年後に無くなる50の職業」「
AIで50%の仕事が無くなる」というような類の本が多数出版された事を思い出しました。コロナ騒動により予想以上に産業構造の変革が進み始めたと感じます。そして、これからの社会変革に最も必要な要素はデジタル化と言われています。そのデジタル化が先進諸国の中で日本は遅れていると言われてきましたが、それをコロナ禍で露呈してしまいました。日本国政府は、急遽デジタル庁を開設して色々な方針を打ち出して挽回を図ろうとしていますが、これまでにも問題が起こる度に○○庁とか○○担当大臣などと新たに新設して来ましたが、一貫性がなく対処療法のような気がしてなりません。何か日本の方向性といいますか、どのような国家目指すのか、目標・目的が見えて来ないのです。人間生きて行くうえで目標・目的は必要です。人生何のために生活するのか、生きていくのか、それは大きいとか小さいとかの問題ではなく、目標・目的は生きる糧というか人間の行動の原動力であると私は思います。
 今年、数えて70歳の古稀を迎えた私としては、第二の人生のスタートに立った思いであります。これまで以上に日々の、先々の目標・目的をしっかり持つて行かなければと次の
⑴コロナ禍以前からギターの練習を始めていましたが、いよいよ弾き語りとして五曲を完成させる事。⑵ライフワークでこれまでやって来た理容の近代史を自分なりに一度ここでまとめる。⑶コロナ禍で我々高齢者にも必要性が高まったデジタル機器を使いこなせるように、若い人からも学びながらスキルを高める。の三つの事を掲げて実現を年頭に祈念しました。
 コロナ禍はこれまでを振り返ったり、これからの事を考え人生を見つめ直す機会になったと思います。本当に長寿の時代になりました。正に今年は私にとって第二の人生のスタートではないかと感じています。

  

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