新年あけましておめでとうございます。昨年の今頃を振り返れば、本当に夢のようであります。去年は日本でオリンピック・パラリンピックが盛大に行われ、歴史に残る二度目の東京オリンピックが日本中の人の心にきざまれると誰しもが信じて疑わなかったお正月でした。それが正月明け頃、中国武漢で新型コロナウイルスが発生して流行しつつあるとの報道が飛び交い、瞬く間に大感染を起こして“武漢の都市封鎖”という事態に陥りました。そして、間もなくクラスター・パンデミックという言葉が身近な脅威となって私達の日々の生活の中に入り込み今に至っています。新年に似つかわしくないメッセージになってしまいましたが、夢ではなくこれが現実なのです。しかし、私はこれまで繰り返し言って参りましたが「明けない夜はありません。」今も世界中が人類の英知を持って努力しています。これを乗り越えた時、きっと人類は新しい世界を切り開いていると確信します。これまでの歴史が物語っています。今を頑張りましょう!
スペイン風邪
今回のコロナ感染で直ぐに話題となった「スペイン風邪」とは第一次世界大戦中の1918年~1920年にかけて大流行したものです!大流行はほぼ二年間で終息しました。この当時世界人口が約18億人の時に三分の一以上が感染したとされ、5千万人以上が死亡したと伝えられています。この時の日本の状況も報告されています。二年間で大感染は3波あったとされ、1波の感染者が一番多かったが死者数がわずかだったという。2波・3波では死亡者が急激に増え、26万6千人、18万7千人、最終的には日本本土で約45万人が死亡したと報告されています。この当時の日本の人口は5千6百万人程でしたから0,8%の死亡率でした。この当時の政府は第3波になってからようやく「流感は伝染病である」と発表しています。結局は人口の大部分が免疫を得るまで(集団免疫)感染を繰り返すと言われています。まさしく人とウイルスの生存の戦いです。
テレワークが広がる
感染症である新型コロナウイルス対策には当然隔対策が取られました。しかし、感染力がこれまでにない強さから、社会全体の隔離的対策が必要となり、人と人との接触を防ぐ様々な方法がとられています。その中でも“テレワーク”はコロナ禍で私達にとても身近な存在になりました。今、東京本部の運営会議は全てZOOmを使ったテレワークで行っています。総本部でも会議はもとより現在、講習会をZOOmで行えるように試行錯誤を重ねています。来年度には「ZOOm講習会」として正式に確立出来ると私は思います。去年はコロナ禍で個人的な大きな変化は、今まであまり連絡もしていなかった親戚や友人、知人など沢山の人とラインやZOOmで繋がり、今まで以上に交流出来た事です。私位の年齢的にはインターネットやデジタルな分野は苦手な人も多く機会も少ないのですが、本部長としての立場から使う必要とされた事が幸運だったと思います。これを機会に本年は若い人に色々聞きながら、老人でも出来るインターネット・デジタルの分野に挑戦して行こうと思います。まだまだコロナは本年も続く事でしょう。昔の「スペイン風邪」の記録では大感染は2年余りとあり、正しくし今年一年はコロナ感染との戦いだと思います。しかし、繰り返します。「明けない夜はありません。」必ずやコロナが終息して新たな時代が現れて来ます。勿論、皆で創って行くのであります。私達は今、その歴史の真っ只中を生きているのです。今こそその戦いに勝って「勝ち組」になりましょう。健康に気を付けて、健康に感謝してステーホームで新年に乾杯!!
本年も宜しくお願いします。
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