NRG 日本理容技学建設会
 

  第83回
  会長退任のご挨拶 「ありがとうございました」


                    東京本部 伊藤正史   
          itomanpapa428@ab.auone-net.jp 
 

 日本国中コロナウイルス感染の広がりの中、知恵を絞り営業を行っている日技会会員の皆様、共にこの苦難を乗り越えたいと考えます

 さて、2011年3月11日の東日本大震災後から日本理容技学建設会会長の職が始まりました。
 9年間の会長在職中理事各位、本部長各位、会員各位の皆様方に支えられ本年3月末日に会長職を退任させていただく事になりました。心より皆様方のご指導ご鞭撻ご協力に感謝申し上げます。
 先に述べました、東日本大震災は当会所属会員が甚大なる被害を受け同時に安否確認、会として被害を受けた会員に出来る支援は何かを模索する毎日でした。
 当時、東北3本部の所属会員に対して全国会員からお預かりました義援金を届けさせていただいた時の東北3本部所属会員のお顔は今も忘れることが出来ません。
 その他にも、多くの災害が起こりましたが仲間を思う日技会会員の気持ちに感謝しかありません

 9年間を一言で表しますと「大変」と言う一言でしたが、ある時「大変」を「大きな変化」と考えると、会長としての職務に活力が湧いてきた事を鮮明に記憶しています。
 お亡くなりになりました故西村幸男先生から多くの言葉をいただきました。
 「肩の力を抜きなさい」「会館に来る時は、いつ誰が来られるか分からないから会長は服装には気を付ける事」「各本部を大切に」など多くの言葉をいただきました。
 エピソードを一つご披露いたします。
 会長就任してから当時の運営委員有志数名で斎藤会館の1階~3階までの階段の壁を水洗い清掃を行いました。
 ある物は海水パンツ姿で参加し、皆が泥水を頭から被るぐらいの汚れを落とし斎藤会館を綺麗にしました
 清掃終了後に故西村幸男先生から「ありがとう会館が綺麗になった。会長!皆で一杯行くぞ」その時の参加者全員と飲むビールは言うまでもなく最高であり、その場居た全員の顔を観た時やり遂げたと云う顔をして、これから起こりえる事に対応が出来る人材で有ると確信した瞬間でした。

 総本部運営委員会は、教育事業を企画・立案、情報を紙面・ネットの配信、事業を円滑に進めて行く際の財政通達文面の作成、名簿管理などと様々な職務があります。
 この9年間多くの方々に運営委員としてご活躍いただきました事や、当時に各本部長様の各本部をまとめていただきました。ご苦労には心よりお礼申し上げます。

 新会長に就任されました西村幸子会長を始めとする運営委員の皆様に会の運営をお願いいたしますが、益々の会の繁栄とご活躍を祈念申し上げます。

 最後に、会長としての9年間至らぬ所も数多くあったと思います。お詫び申し上げると共に、多くの方々と出会いの機会をいただき、ご指導・ご鞭撻いただきました事に心より感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

会員メッセージ
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