驚く方がいるかもしれませんが個々でフェードカットの勉強を進めてはいましたが今回のプロジェクトの立ち上がりは講師ゼミ後からという大変遅いものでした。
しかしながら全国研修会までの4ヶ月はどのプロジェクトより濃厚で意義深いものとなりました。
というのも短期間ではありましたが毎週木曜日に会館に集まっての勉強会に始まり月曜休日返上の技術講習、スカイプ・テレビ電話の会議、色々なフェードカットセミナーの見学など当日までにたくさんの時間を費やしてきたからです。
その内容はまずフェードカットの由来や歴史と言った所から始まりフェードカットの種類、技術、私達が学んできた設計学を使っての似合わせなどにとどまらずヘアショーに使うBGMや映像資料の選定編集など多岐にわたりました。
そのなかでも私が印象的だった事が2つあります。
1つ目は、「受講生の為に」です。
フェードカットの色々なカット方法があるなかで「どのやり方が受講生の皆さんが理解しやすく失敗の少ない切り方なのか?」という受講生目線にこだわった事でした。その過程で各技法の特徴、長所・短所を検証議論に多くの時間を費やしこだわった部分でもあります。
2つ目は、PMメンバー・実行委員の先生方と一丸になってやってこれたことです。
それは研修会当日までは決してすべて予定通り、順調ではありませんでした。PMメンバーの突然の手の痺れからのデモスト変更、ヘアショーでの衣装etc.など困難な事がいくつかありましたが、PM・実行委員会の先生協力の元一丸で乗り越えてきました。
今回、PMメンバーになって改めてお店でやる技術とは違い説明・指導をしながらの技術の難しさを感じましたが、受講生の方々から「フェードカットを勉強出来て良かった」という言葉を頂けてとても嬉しかったです。
最後に重複になりますが、この期間の中で様々なことが凝縮されていて大変勉強になりました。私自身、反省点だらけでしたが、フェードというものに出会えて勉強できとても良かったです。楽しくもありとても難しくもありましたが、何よりこのメンバーで勉強できた事が本当に最高でした。
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