私が一番印象に残ったトレッキング登山が北海道の北に位置する礼文島です。丘陵地帯、海沿いと変化にとんだたいへん景色の良いトレッキングコースです。いくつかコースがありますが最長の8時間コースに挑戦しました。
紹介します。
礼文島で一番高い礼文岳山頂、遠くに見えるのが利尻島です。機会があれば挑戦したい山です。確かに利尻富士と呼ばれるだけある。
最北限の地スコトン岬がスタート地点、たしか、宗谷岬が最北端ですが、諸説あるようです。
ロゴタ岬まで来て振り返ると、スコトン岬と先がトド島、歩いてきた道が見渡せます。最高の景色です。レブンアツモリソウ群生地で有名ですが、花の時期は6月で観光のピークです。8月は花もあまりなく寂しいかぎりです。
前を見ると最先端が澄海岬、まずは山を下り海岸線に出てそこまで海辺を歩きます。すごくきれいな海です。しかし、ただただ長い。
ロゴタ岬から海岸線に降りて振り返ったところ。先端がロゴタ岬です。人の気配は全くありません。途中に番屋がありコンブが干してありました。
海岸線から山を登って降りたところが澄海岬です。ここは観光スポットで車でこれます。観光客も多いです。名前の通り本当に海水が澄んでいて綺麗、最高です。ここまでが4時間コース。ここから先は逃げ道がない。やめるなら今。自分に言い聞かせる。
澄海岬からはまた山道。アマナ岩までは延々と林道を歩く。景色も今までのような爽快感は無し。
余談ですがこの島にはヘビや熊がいないのです。
手前が澄海岬、奥がロゴタ岬。
急こう配を下りアマナ岩に到着。ここからは岩場、波が強いとこの先は進めない場所である。波が引いたときに急いで走って渡る、そんな感じ。そこで合流した人達と胸を撫で下ろす。海が荒れていると延々歩いてきた道を戻らなければならない。
アマナ岩から海岸線を歩いて宇遠内到着。ここから急な坂を上って終点香深井まで、最後は足に来て歩くのもやっとの状態で8時間コース踏破。最高の達成感でした。
END
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