NRG 日本理容技学建設会
 
 
  
 2期6年間の群馬県理容組合
         青年女性部部長を振り返って



                            群馬本部・久保弥寿志
                       long-long-keep@peach.plala.or.jp
                             

群馬県理容組合の青年女性部部長として2期6年間行ってきました。
青年女性部主催の行事(ボウリング大会やソフトボール大会)や社会貢献(骨髄バンクの推進や献血など)を主にやってきました。また、県の代表として関東甲信越青年部女性部会議や全国青年部会議に出席し、他の部長との交流で他地域の状況や活動などを聞き、多くの勉強をさせていただきました。
さて、この春、任期が切れ、交代となりますが、この6年間で感じたことを話したいと思います。
関東甲信越の会議において「クオリティー&ビジュアル」をメインテーマとしいろいろな話し合いをしました。これは、情報を発信する自分達に「クオリティー(質)」と「ビジュアル(見た目)」が必要とされているのではないか?といった事が始まり。
質の高い理容師は、ビジュアル的にも、常に若い世代に影響を与える存在でなければならない。と、同時に“美しくあること”が大切である。それは、外見的なものだけではなく、溢れ出る雰囲気や、言葉の端はしに感じる感性に現れる。突き詰めると心や人間性、技術や感性、社会的意味や社会貢献・・・と、その枠は限りなく広がった。確かに、自分が、今の時代の状況や流行ものなど敏感に受け止め、仕事に生活に取り入れられたら素晴らしいでしょう。新聞やテレビでの情報だけでなく、自分の五感で感じとることが重要だと思います。

また、関東甲信越青年部主催で平成22年からフットサル大会を始めました。
後継者育成事業の一環や組合離れを食い止めようと、若者の間で流行っているフットサルを通して若手理容師のスポーツ交流の場を提供し、組合加入促進しようしました。
理容師ならだれでも参加ができ、女性の参加もOK!
各都県代表、合計10チーム200名以上の参加で大会は大成功した。この大会に参加するために予選会を行なって代表を選出した地域もあります。もちろん、多くの方が参加したそうです。
ただ、この大会が開催するにあたり、いろいろな障害もありましたが、“始めないと変わらない。変えるためには始めないとダメになる”との思いでスタートしました。
おかげで、理容師になりたての若い子達との交流で現状や将来の事など聞くこともできた。
多くの悩みもあった。
だから、もっともっと若い人との交流を持ち、話すことで悩みの解消にもなるのではないでしょうか?

これからは、これが一番大切かと思っています。
それは、“女子力”
女性理容師が元気だということが、この理容業界を救ってくれるのではないか。
そんな可能性を秘めていると思し、もしかしたら、抜本的にこの業界が変わるかもしれない。女性の世界になって、男性が居づらくなるようなぐらい。もちろん、どういうふうになるかわからないが、それぐらい女性の力はあると思う。それは後継者につながるのかもしれない。
これからは、もっともっと、多くの女性理容師が多くの場面で活躍、参加をし、中心になるほどの力が欲しいし、それだけの影響があると思っている。
そのためには、男性も何でも受け止め、受け入れ、やらせるくらいの大きな気持ちで実行させることも必要かと思う。

他にも、関東甲信越競技大会で「髪っぴー大賞」という、理容のイメージアップされた方や団体に対し、感謝の意を表します。

このように、青年部女性部は、理容師になる人が少ない今、どうしたら良いかいろいろと考え、実行しています。
皆さん、もっともっと、全国各地の青年部、女性部の活動に積極的に参加や多大なる理解をしていただき、この業が魅力のある仕事にしていきましょう!

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