会員発表 第22回
                                

  平成26年度 講師ゼミナールに先がけて_Ⅰ
   カウンセリングについて

                          福岡本部  宇都宮まどか

                             madokarabo@yahoo.co.jp
 

 理容サロンで活かすクリニック「カウンセリングについて」

 皆さんこんにちは。日技会福岡本部所属の宇都宮まどかです。私は、主に皮膚トラブルのケアを理容の営業で活かす術を研究しております。現在、他の講習会と比べてみても皮膚トラブルのケアを扱う講習会は圧倒的に少なく、皮膚トラブルのケアは難しいと感じる方も少なくありません。しかし毛髪同様に正しい知識を知ることでカウンセリングやケアとしてのサイドメニュー、そして癒すためのヘッドスパなどお客様の消費衝動を刺激する魅力あるサロンメニューとして活用できます。昨今、インターネット検索でお店を探す方が増えている中で、私のサロンでは遠い県外からカウンセリングを目的にご来店されます。つまり、皮膚トラブルを扱えるサロンが少ない今こそお店の魅力として最大の武器としてぜひ皮膚科学やスキンケアの面白さに興味を持って頂きたいです。お客様へアドバイスやケア行うために最も重要なカウンセリングですが、ではカウンセリングとは一体何なのか?

 それは「観察」であり「推理」です。つまり皮膚トラブルの原因とは先天的な生まれつきの体質であることもありますが、そのほとんどが日々の生活習慣や基礎化粧品のカブレや使い方の誤りにあります。するどい観察眼でお客様の立ち振る舞いや服装、手足や爪の状態により職業や性格などを推理してトラブルの原因を見つけていくのです。シャーロックホームズが独特の観察眼で事件を謎解くように私たちもお客様を観察してトラブルの原因を謎解きます。
 加えて、マイクロカメラといった道具を使うことにより専門医にも負けない高度な観察ができることを皆さんはご存知ありません。今ある道具を最大限に活用して低料金店や他種業からの脅威にも動じない理容業界へ進化していきたいです。毎日の仕事の中、皮膚トラブルに対して「なぜ?」という疑問を持つことを習慣にしてみませんか。
 来月行われる講師ゼミでは、今までにない画期的なアプローチをご紹介できるように準備を整えて参ります。どうかよろしくお願いいたします。
 
 
  
  
  

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