第6回 宮城本部 平塚章宏 色の似合わせ
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色の似合わせ
今回は、色の似合わせと言うことでパーソナルカラーについて発表していきたいと思います。少しでも今後の営業でのプラスになっていただければ幸いです。
パーソナルカラー
1、パーソナル・カラーとは
パーソナルカラーとは、その人を一番キレイに見せる色。その人の魅力を最大限に引き出す色のことです。なぜ、色にそんなことが可能なのか。それは、パーソナルカラーは人が生まれながらに持っている色素にマッチした色だからです。
人はそれぞれ、みんな違った色素(肌、瞳、髪の毛)を持っています。
自分をもっとキレイに見せる似合う色とは、それらの色素に調和し、マッチした色のことです。調和した色を身につけることにより、その人自身の表情を、生き生きと若々しく、明るく見せることができます。
逆に、似合わない色(その人の色素に調和しない色)を身に着けると、顔色が暗く見えたり、疲れて見えたり、実際の年齢よりも老けて見えてしまったりするのです。
なので、自分が結構好きな色が、綺麗な色であっても、それがその人にマッチしていなければ、色ばかりが目立ってしまい、あなた自身は色の影に沈んでしまいます。つまり、その人らしさを演出するうえでは、そのような色はマイナスに作用してしまうのです。
その応用は、カラーリングやファション、メイクなどに活用されると言えるでしょう。
2、パーソナルカラーのチェック
人間の身体色のよって、自分なりのパーソナルカラーがあります。その自分に似合うパーソナルカラーはどうやって分かるのでしょうか?それにはまず、自分の身体色をチェックしていきましょう。。
1、肌色のチェック
自分の肌色を分かったら、パーソナルカラーを知るの第一歩です。見るときには日中の日が差し込む自然光の下で見ると良いでしょう。
肌色は下記のパーソナルカラーに分けられます。
黄みがあり、オークルよりの肌色はイエローベースです。
赤みがあり、ピンクよりの肌色はブルーベースです。
2、瞳色のチェック
1)明るい茶色でキラキラした印象
2)暗い茶色でやわらかな印象
3)明るい赤みの茶またはグレイっぽい黒でやわらかな印象
4)黒ではっきりした印象
1、2はイエローベースです。
3、4はブルーベースです。
3、髪色のチェック
カラーしている方は多いと思いますが、根元の色をチェックしてみましょう。
1)茶色がかかっていて、つやとはりがある
2)こげ茶でマット、量が多い
3)赤みの茶かソフトブラックで、髪が柔らかい
4)黒で、つやがあり固めの髪
1、2はイエローベースです。
3、4はブルーベースです。
では、あなたのペース色を分かったら、それに対応するパーソナルカラーもわかります。
3、パーソナル・カラーの応用(イエローベース)
前に紹介したイエローベースとブルーベースが2つに分けました。では、自分の種類を知ってから、自分のパーソナル・カラーは何でしょうか?ここで詳しく説明しましょう。まず、イエローベースの説明です。
A イエローベースのSpringカラー(春色)
Springカラーは明るいイエローベースの意味です。
特徴:イエローのアンダートーンを持つ明るい肌色が特徴です。色白の人は薄いアイボリー、頬や唇にはピーチ系の赤みがみられます。中位、色黒の人はアイボリー、ベージュなどです。
瞳は、ゴールデンブラウン、ダークブラウン、ソフトブラウンなどです。くすみのないはっきりと澄んだ色味が特徴です。
髪は、黒、ブラウン、ソフトブラウン、ダークブラウンなどです。黒の場合、薄い茶色みのある柔らかい黒になります。
パーソナル・カラー:イエローベースの明るい身体色を持つスプリングタイプの人は、黄みを帯びた、明度の高いさわやかな澄んだ色調がパーソナルカラーとなります。
黄みを帯びた澄んだ色調の似合うスプリングトーンの場合、青〜青紫以外の色相で、高〜低彩度・高〜中明度の色をベースカラーとして用います。青や紫は、青緑・赤紫などの色相や、中明度色で代用するとよいでしょう。
B イエローベースのAutumnカラー(秋色)
Springカラーはちょっと暗いイエローベースの意味です。
特徴:イエローのアンダートーンがあります。色白のひとはアイボリーやピーチ(黄みのピンク)で、血色の悪い場合はくすみが強くみられます。、中位から色黒の人にはコッパー(濃い琥珀色・銅色)やゴールデンベージュ(黄色味の強い茶色)など、色味・黒みが強くみられます。
瞳は、ダークブラウン、焦げ茶、ゴールデンブラウンなどです。黄みや茶色味などの色味ががみられ、落ち着いた深みが特徴です。
髪は、茶、黒。黒い場合は赤や茶の色味があらわれます。茶はダークブラウン、栗色、ゴールデンベージュなどで、いずれもくすんだ、マット感のある色味です。
パーソナル・カラー:イエローベースのくすんだ身体色を持つオータムタイプの人は、黄みを帯びた色相で、色味が強くくすんだトーンの色調がパーソナルカラーとなります。黄みを帯びたくすんだ色調の似合うオータムトーンの場合、青〜青紫以外の色相で、高〜低彩度・中〜低明度の色をベースカラーとして用います。青や紫は、青緑・赤紫などの色相や、低明度色で代用するとよいでしょう。
4、バーソナル・カラーの応用(ブルーペース)
A ブルーベースのSummerカラー(夏色)
サマーカラーは明るいブルーベースの意味です。
特徴:ブルーのアンダートーンで、ピンク・ローズ系の色が見られます。中位の人は膚がローズベージュやグレイッシュベージュに見える特徴があります。また、パールのようにグレイシュに柔らかくくすんだ色味がみられます。
瞳は、ソフトなブラウンです。ローズ・ダーク・グレイッシュなどの色味もみられます。いずれもくすんだ色味がとくちょうです。
髪は、黒髪、ブラウン。ブラウンはアッシュ、ソフト、ダークなど幅がありますが、いずれも柔らかくくすんだ色味です。パールのようなくすんだつやが特徴です。
パーソナル・カラー:ブルーベースのやわらかい身体色を持つサマータイプの人は、青みを帯びた、明度の高い穏やかな色調がパーソナルカラーとなります。
青みを帯びたやわらかな色調の似合うサマートーンの場合、黄赤〜黄以外の色相で、高〜低彩度、高〜中明度の色をベースカラーとして用います。橙は赤み寄りのもの、緑は青みよりのもので、彩度の高くないものを用います。黄色は、高明度の明清色や低彩度のものを用います。
B ブルーベースのWinterカラー(冬色)
ウィンターカラーは明るいブルーベースの意味です。
特徴:ブルーのアンダートーンで、肌に赤み・青みが強く見られます。色白の人はピンク色が表れます。中位色の人はグレイ・ローズがかったベージュ系がみられます。色黒の人はオイスター(暗いベージュ)やオリーブ(暗い黄=低明度の膚色)の色味が表れます。
瞳は、焦げ茶、茶、黒など、はっきりとした虹彩の色みになります。
髪は、茶色、焦げ茶、黒。茶色の場合は灰色がかったもの、焦げ茶、黒髪の場合は赤や青の強い色味が表れることもあります。またごま塩、見事なシルバーグレイになる傾向があります。
パーソナル・カラー:ブルーベースの鮮やかな身体色を持つウィンタータイプの人は、青みを帯びた色相で、明彩度のはっきりした色調がパーソナルカラーとなります。
青みを帯びた鮮やかな色調の似合うウィンタートーンの場合、黄赤〜黄以外の色相で、高・低彩度・高・低明度の色をベースカラーとして用います。橙は赤み寄りのもの、緑は青みよりのもので、明度や彩度の低いものを用います。黄色は、高明度の明清色や低明度のものを用いると良いでしょう。
以上です。
今回のこの発表で、文頭でも書きましたが少しでも営業に役立てていただければ幸いです。
最後にこの様な、貴重な経験をさせていただいた、狐塚先生に感謝をし発表とさせていただきます。ありがとうございました。
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