NRG 日本理容技学建設会

 

宮城県理容組合 西條幹男 mikio-s@shellstone.net  

 日本理容技学建設会の皆さんこんにちは。宮城県仙台市で理容を営んでいる西條幹男でございます。日技会とは縁が御座いまして、投稿させていただきます。狐塚さんのお陰です。(*´∇`*)
 さて、日技会との繋がりは私の父の時代からです。創始者・斎藤隆一先生ご健在の折、私の父は「斎藤杯」最後の優勝者です。「斎藤杯」は10年に1度の大会で、第1回大会優勝者が鯨井先生、そして2度目の大会が私の父です。「斎藤杯」はこの2回しか開かれていませんから、伝説の大会ですね。大会の内容も高度で、一人の選手に数人の審査員が最後まで張り付くといったような厳しい大会だと聞いています。詳しく当時の大会がわかる方も少なくなっているでしょうね。
 日技会の事に関しては父からいろいろと伺っていましたし、私も「素晴らしい研究会だ」

という認識があるので、頭の中の5割くらいは信者かもしれませんね(^O^)
 斎藤先生といえばご出身は青森県ですね。青森が無かったら斎藤先生が無いので青森に感謝。そして、いつも中央学園で斎藤先生に会釈させて頂きます。
 日本の理容師には斎藤先生の存在を知らない方もいらっしゃると思いますので。ぜひ斎藤先生の存在を後世に残して欲しいです。「日本の理容は・・・」おっと・・・。いやはや…殆ど信者w
 そこで、日技会の講師や会員の皆さんにお願いがあります。いま日本の理容師が何気なく使っている理容技術「掬い刈り」「連続狩り」を今のテクノロジーで解析して欲しいです。カットされる瞬間、そしてカットされた毛はそれぞれどんな風に落下してスタイルとしてのフォルムを形成するのか。
 これは、以外に普段見えることの無い世界だと思います。高感度カメラで捕らえたカット・・・とか、落下した髪の毛11本の連なりで形成されるフォルム・・・「掬い刈りを科学する・・・」みたいな。
 日技会ならではだと思いますし、そのことが見えなければ本当に優れたスタイルは完成されないのでは?と思っています。すみません。ヘンな注文でw
 この写真は私の家にある斎藤先生の直筆の書です。父の大切な宝物であると同時に我が家の宝物です。
 理容にかける情熱、斎藤先生も日技会の皆さんも本当に素晴らしいと思います。これからも、日技会が素晴らしい研究団体であり続けることを心から願っています。\(^o^)


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